放浪の向こう側 Another World

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アシュタンガヨガとの出会い

アシュタンガヨガ始めました。

 

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昔、南インドを旅した時に撮った写真 この時はまだ南インドにアシュタンガヨガの聖地があるとは全く知らなかった

 

アシュタンガヨガとは、

シュリ・K・パタビジョイス(1915~2009)によって構築された、

流れの中で動作と呼吸を一致させ、決められた順番に従ってポーズを行うヨガスタイル。

アシュタンガヨガは一連の動きを覚えて、ポーズの順番ややり方、呼吸と動作のみに集中できる。そうすることで、独特な瞑想状態が生まれる。

参考文献:「Yogini vol.64」より

 

 

ただ漠然とヨガをやっている、というのと

アシュタンガヨガをやっているというのでは

意識レベルがこんなにも違うのか!

とアシュタンガヨガ歴1週間の私はすでに実感している。

 

自分が今何をやっているのか?

意識をもつ、ひいては自分の現在地を確認することで

集中度は驚くほど高まる。

 

平たく言ってしまえば、同じことの繰り返しなのだが

その中で感じる感覚は二度として同じものはない。

これは当たり前のこと、なんてったって諸行無常は世の常なのだから。

しかし、これを実際に体感できるのがアシュタンガヨガなのだ。

 

またとない「今」ある感覚に気づくか気づかないか、

それを、楽しむのか苦しむのか、受け入れるのか、拒むのか

囚われるのか、手放すのか…

 

ヨガは人生の縮図である。

レッスン後にそんなことを想い、しばし感慨に耽っているのであった。